ニュージーランドの首都「ウェリントン(Wellington)」
こんにちは、Yujunです。
今回は、ニュージーランドの首都「ウェリントン(Wellington)」について紹介します。
人口は2番目!
「ウェリントン(Wellington)」はニュージーランドの首都ですが、国内最大の都市ではありません。
ニュージーランド最大の都市は「オークランド(Auckland)」で、人口は150万人ほどと、国内で唯一100万人を超える都市です。かつてはここが首都で(1841~1865年)、首都移転後も商業都市として発展してきました。
一方、「ウェリントン(Wellington)」は人口は50万人ほどと、国内では二番目です。
ポストカードでよくみる光景、綺麗です!
南島に近い都市
ニュージーランドの地図を見ると、「ウェリントン(Wellington)」は北島の南端に位置していることが分かります。
国内最大都市「オークランド(Auckland)」からは距離にして約700km、車で約8時間かかります。日本で例えるなら、東京から岡山や広島に行くような感じでしょうか。けっこう離れています。
なぜ、かつての首都「オークランド(Auckland)」からこの地に首都を移転させたのでしょうか?
それは1860年代に南島でゴールドラッシュが起きたことが影響しています。南島の各地で金鉱が見つかったことで、町が作られ発展していきました。
ダニーデンやクライストチャーチなどは港湾都市や中心都市として発展しました。特にダニーデンはその当時の豪華な建物が現在も残されています。
↓こちらの記事で「ダニーデン」について詳しく書いています↓
南島でゴールドラッシュが起き、南島の人口が増えましたが、当時、北島のほぼ北端にある「オークランド(Auckland)」が首都であったため、南島まで遠くアクセスが不便でした。そこで南島により近い、北島のほぼ南端の町「ウェリントン(Wellington)」に首都を移転させました。
ちなみに、ウェリントンからは南島北端の町「ピクトン」と結ぶフェリーがあります。
風の街、映画の街、坂の街…、カフェの街!
「ウェリントン(Wellington)」は首都でありながらも、街自体はコンパクトです。街中の端から端まで、1時間ほどあれば散策できると思います。
また、「風の街」と呼ばれるほど風が強いことで有名です。南島と隔てるクック海峡が近いことから、海風が毎日のように吹きます。
さらに、「映画の街」とも呼ばれていて、世界的にも有名な映画「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」などを手掛けた映画監督の出身地であり、映画の製作会社もあります。映画のロケ地を巡るツアーもあるようです。
↓ちなみにビーチもあります↓
「坂の街」…。これは、ニュージーランドのほとんどの街は、坂がある街(クライストチャーチを除く)だと個人的に思っています。
最後に、「カフェの街」とも呼ばれていて、街のいたる所にカフェを見つけることができます。あまりにもお店が多く、店選びに迷うほどです。
まとめ
「ウェリントン(Wellington)」は首都であり、政治の中心であるとともに、「映画の街」「カフェの街」とも呼ばれており、街並みも素敵です。国内各地からのアクセスも良好で、バスや飛行機、フェリーなど様々な交通手段があります。
また、訪れたい街の一つです。